ふりかけごはん

テニスの王子様のオタクがたまによくわからないことを書くための場所

カズヤを勝たせたい

(↑コイツを倒したい♪のリズムで読んでください)

 

突然ですが、いやそんな突然でもないんですが、私は徳川カズヤさんに今回の決勝スペイン戦S1でどうしても試合に勝ってほしいんですよ。

先生がテニスの王子様読切版、そしてきんテニの時代からあたためにあたため続けてきた秘蔵っ子テニスキャラクターである徳川カズヤさん。

(この時点では正しくは徳川カズヤさん本人ではありませんが、徳川という苗字のキャラクターがいます)

新テニスの王子様序盤より登場しその存在感を示し続け、実は主人公の越前リョーマくんを弟みたいに大切に思っている徳川カズヤさん。

そんなリョーマくんに「(決勝戦の)S1はあの人しかいないでしょ」と言ってもらえる徳川カズヤさん。

鬼さんと入江さんに目をかけられて、それに応えるように、ただ真面目に強さを追い求め、いつかは日本のトップになるという大切な約束をしている徳川カズヤさん。

 

……どうですか?もはやというか、実質新テニスの王子様のもう一人の主人公なんですよ徳川カズヤさんは。

 

が、しかし。

このままでいくと物語上の都合(※お察しください)で普通に考えれば、徳川カズヤさんは宿敵であり恩返しをしたい相手アントニオ・ダ・メダノレさんに勝つことができないんです。

 

これは由々しき事態です。

強い強いと言われながらも、徳川カズヤさんには作中まだはっきりと分かる勝ち描写が代表決定戦の2試合しかないんです。

鬼さんはもちろんのこと、今回入江さんは涙をのんで、徳川カズヤさんにその未来を託しているんですよ?!?

 

いったいどうすればいいんだよ。公式試合でしっかり勝って約束を果たしてほしいんだよ徳川カズヤさんに……

 

というわけで、物語上の都合(我々の想像する結末)を崩さぬように、現在進行しているS1をどのように扱えば良いのか、勝手に案をいくつか考えてみました。

 

 

①S1の試合中にリョーマくんが帰ってきてS1とS2が同時進行となる(※S2開始時点ではまだ勝敗確定しておらず)

 

これが一番有力な説ではないかと考えています。S1とS2のどっちがどの順番でどうなるのかの自由度が格段に上がります。

もしかするとリョーマくんが帰ってきた時点でS1の試合を一旦ストップさせて、S2を先に進行させるパターンもあるかもしれません。

しかしそうなるといずれにせよ徳川カズヤさんは負ける、または正式な試合が無くなる可能性も大だな……と思っています。

本当はわかってたいつかこの日が来ることを心の奥の方で……気付いてた……

 

 

②カズヤが普通に勝つが、「お前も決着をつけて来い!越前リョーマ!」などとなんかかっこいい感じのことを言いなぜか普通に越前兄弟のエキシビジョンマッチが始まる

 

カズヤが普通に勝つ(重要事項)をクリアし、越前兄弟の試合をスムーズに開始させるための説です。勝敗云々より越前兄弟が試合をするという事実が大切だと思うんですよね。エッもう日本の優勝決まってるって?!え〜〜〜〜っと気持ちの問題だよ。

 

 

③カズヤが普通に勝つが、メダノレの選手登録が例のアレの件で無効扱いとなり、試合そのものがノーゲームになる

 

これも実は結構あるのでは?と思ってます。いくら片方のメダノレ(陰ノレ)はワールドカップで全く試合に出ていない(と思われる)とは言え、陽ノレ含め選手としての登録そのものがそもそも危うい……はず……たぶん。

この場合、おそらくは辛くも試合に勝つには勝ちますが、せっかく勝ち取った勝利は消えるわメダノレの今後が心配だわで徳川カズヤさん的にすっきりしない結末なので悲しいね……快勝が遠すぎて。

 

 

④カズヤがマッチポイントを迎えるが、時間泥棒でカズヤが異次元に飛ばされてしまう

 

勝ち確だ!行け徳川!!!!!な流れの中、突然メダノレが決死で作り上げた時空の歪みに吸い込まれる徳川カズヤさん。ブラックホールで応戦しようとするも敵わず……「カズヤ!新生劇場版新テニスの王子様」が始まってしまいます。S2どころかワールドカップを放ってどこへ行くんだカズヤ。帰ってきてくれカズヤ。

 

 

どうしよう……未来が見えない。

来月号でどうなってしまうんだ徳川カズヤさんの未来は。

11月号でガッツリと磔にされてたので、ここから必ず蘇ると信じているぞ……アレはもうねそういう伏線でしかない、ですよ……ね……?

 

頼むからどうか勝ってくれ徳川カズヤさん。

Back To The Future: The Musical (バック・トゥ・ザ・フューチャー ザ・ミュージカル)を観てきました

(大遅刻ですがどうにか日本での公演が始まる前には間に合わせようというアレです)

この度、我が生涯マイベストムービー『Back To The Future』のミュージカルを、ロンドンのアデルフィシアターまで観に行ってきました!!!!!!!(なお2回)(隙を生じぬ二段構え)

実は旅行の一番の動機がこのミュージカルを観ることでした。ミュージカル観たさの国境越え、ついにやってしまいました。
全く大したものではありませんがBTTFの原作ファンとしての観劇感想というかほぼ覚書というかなんというかコレは……何????をちょっとばかりまとめておこうと思います。

※原作映画を年に複数回は見るレベルのちょっとしたオタクなので原作の話は皆様ご存知の前提でだらだら書いています。

※察するに日本での公演はかなり元公演に近い様子なので、ネタバレを避けたい方は念のためお気をつけください。


〜全然読まなくてもいいまえおき〜


2020年のたぶん3月ごろ、その存在を私が知った時、この世界はコロ…のアレのヤツがまさに「始まっていた」ところだった。知った瞬間に「行きたい!!!!!!?!?」と思ったが、知った時には既に公演は中止になっていた。翌2021年にはあらためて公演が始まったのだが、世界はまだまだまだアレの真っ只中でさまざまな制限があり、国を越えるなんてとてもじゃないが考えられなかった。
(しかし新テニミュにはこっそりとメチャメチャ通っていた)(生活なので許して)
ブロードウェイの方でも公演が始まり、時折思い出しては、ッカァ〜〜〜観に行きたいなァ〜〜〜?!と思ってはいたこちらの作品を、四季さんが上演してくださることが発表されたのが、2024年1月。ものすごく嬉しかった。こちらから観に行かなくても向こうから来てくれるなんて!!!?!絶対チケットを早めに買って早めに観ちゃうぞと意気込んだ。
時はさらに流れ2024年10月26日(10/26は第一作でタイムトラベルが行われた日付です)付近にBTTFがスクリーンでまた上映されると発表されたのが9月だった。そこから毎日、いつからチケットが買えるのかと映画館のサイトをパトロールしまくっていた。(ちゃんと発売開始即買えました)
そうやって10月に入りいよいよBTTF熱とテンションが爆上がりした私は、ふと思いついたのだ。
…………そうだ、来てくれるのを待ってなくてもいいんだ、ロンドン行こう。
日本で観る前にやっぱり原語で観ておこう。原語の歌詞で観ておきたい。ファンとしてぜひ観ておかねば(三段活用)
思いついてからはもう早かった。そこから約一ヶ月半後にはもう、私はロンドンはウェストエンド、アデルフィシアターの前に立っていたのだ……

 

〜以下たぶんちゃんと本編などの話〜

 

会場に入ると、そこはヒルバレーであった……

グッズショップとか、飾り付けとか、もうオタクがニヤリ通り越してニチャァ…………なんですよ……ここでもう感極まって泣きそうになってた。いや嘘です。遠目で劇場を見つけた瞬間にはもう泣いてました。入る前から本気で満足して涙流してしまっていた。己があのアデルフィシアターにいるという事実だけで。

劇場内はこんな感じで

サイバーなSEと時計のチクタクチクタク音のSEがエンドレスで流れておりまして。嫌が応でも思い出すのは、原作映画の始まりの「あの大量の時計の音」。自身がいま、BTTFの始まる直前の世界に入ったのだ、とわかる演出。劇場内入っただけでも泣きました。コイツずっと泣いてんな?

ちなみにお座席はお値段いろいろで自由に席種が選べるものでしたが、初回12/1マチネは1階センブロ一桁席、2回目12/2ソワレは2階ドセン最前(ドレスサークルと呼ぶようですね)という、全体がしっかり観られるなかなかに良いお席を選んで事前購入しておりました。ほぼこのために渡英したわけですからね……

感極まり過ぎてフワァ〜〜〜ッとしながら待っていると開演時間となり、所謂あの「バックトゥザフューチャーのテーマ」が流れ、前方スクリーンにアデルフィシアター→ビッグベンが映り、そこから視点が大西洋を渡って北アメリカ大陸カリフォルニア州までビュンと飛びましてさらにはジョンFケネディ通りへ……そう、なんとここで我々はBTTFの世界に真に降り立ったのだ。ここの映像だけでもまあもちろんビャアビャア泣いてしまった感動しちゃって……まず大音量であのテーマ曲が聴けるだけでかなり満足度があるんですわオタクだから。
(この演出は絶対に日本版でもやるんだろうなあ)などと考える余裕が2回目にはありました。四季劇場→東京→ヒルバレーっていうの、まず間違いなくやると思う。なぜならこの時点でオタクのテンションとアドレナリンは爆上がりしてヤバいことになるからです。…………まだ役者さんは誰一人として出てきていないのに???

ようやく幕が上がる。もうこの時点で感動し過ぎて疲れていまs…アア〜〜〜ッ舞台上にドクの家(ガレージ)がある本物だァアアア〜〜〜!??!?と感涙を止める間も無く、マーティが登場……現れたマーティマクフライ(本物)に息を呑む。
元祖ロンドンキャストのOlly Dobsonさんの映像などなどはYouTubeで事前に予習してきておりましたが、私が観たマーティはVasco Emauzさんという方。2024.8.14.〜2025.2.8.の間、マーティを演じられたようです。本日現在もうご卒業なさっていることに気がつき寂しい!テニミュキャストでいうところの「今作にて本格的にデビュー」のフレッシュなお方らしいとは予習してきておりましたがいやそれにしても雰囲気が完全にマーティなんですけどエッ何?何が起きてる?????(動揺)
ルックスが大変お可愛らしく、個人的には大変に大変に好印象でした。マイケルJフォックスさん以外の演じるマーティを初めてじっくりと観て、マーティの型ってものがこの世には存在しているのだなぁと謎にしみじみ。とにかくまずは声がマーティなんですよね先代の音源も大変感動してましたけども?!??マーティの型において声が占める部分がデカいんだなぁという気付き。(個人的見解)

映画冒頭のマーティひとりのシーンが実に自然に、滑らかに、目の前に「現実」として現れて時間が流れていっていることに静かに興奮しているとあっという間にあのでっかいアンプがしっかりぶっ壊れまして(ニッコリ)場面はヒルバレー時計台前に移ってM1『It's only a matter of time』が始まる。M1がもうねホントにとても良い。ダンスがキレキレ。ザ・M1。楽しくてようやく涙が止まってきた。
こちらも所謂あのバックトゥザフューチャーのテーマをベースとしたメロディの一曲となっている。85年を生きるロックが好きな青年マーティのイキイキとした様子が伝わりたまらん。なおこのミュージカル、ゴールディウィルソン市長もかなり目立つ存在になってまして普通にすごいソロパートもあるしなんなら1955年に至ってはソロ曲も歌う。帰ってからロンドンオリジナルキャストの舞台版サントラを買ってずっと聴いてるんですが一番聴いてるのはM1です。とにかくアガる。日本版ではどんな歌詞になっているのか、今からめちゃくちゃ楽しみな一曲。

ものすごいM1の圧を浴びて満腹になっていると、ミュージカル版のストーリーの進行都合上、ジェニファーの親族があの某有名ミュージシャンになっていることに驚いてみたり、マーティが即落とされるオーディションが市が主催の他イベントのものになっていたり、ストリックランド先生がオーディションの審査員をしていたりする。が、とにかく自然に映画が目の前で繰り広げられていく。その驚き。BTTFって現実なんだ……(?)
原作と違いほんの一瞬だけ『The Power of Love』を歌わせてもらえるマーティ。これを聴きにきたんだよオタクは!
原作と比べてこの辺りでのマーティとジェニファーの関係が濃厚(ド・直球)でビックリしたんだけどこれは日本版は控え目になるはずですが二人の歌もすごく好きです。後に未来に帰る時の、活力になるバラード。

舞台代わって、マクフライ家でのファミリーミュージカル感もまた良い。ジョージがビフからナメられていることを表すエピソードが、原作の未公開シーンを元にしたアレに置き換わっているのでオタクはニッコリ。なるほどなあと。さすがに今の時代原作通りはまずかったか。しかし……ジョージマクフライがジョージマクフライ(本物)過ぎてもはや……何……?何も言うことがない……という感想がそこにある。マクフライ家みんなすごいよ……楽しい……特殊メイクの都合かこの時点でロレインがすごいかわいい……かわいかったです。
(ビフ役は固定キャストの方がいらっしゃるが私が見た初回はアンサンブルの方が代わりに演じられていたという自分用のメモ)
魅惑の深海パーティの話は歌に載せられてのご紹介。マーティが現在の家族に対するフラストレーションを抱えていることがよく分かりつつも楽しい仕上がりの曲になっている。

ぅおお〜Twin Pines Mall(の看板)(結構デカい)(JCPenneyもいるよ!)だ〜!とキャッキャするとほぼ同時についに来るんですよアレが。この映画の主役の一人と数えても良い、あのデロリアンが。本物サイズの車両がステージ後方暗がりから本当に突然に横スライディングしながら結構な勢いでステージに登場するんですよアレが。カッコ良すぎるだろ。早くこのシーンもう一度観たい。ここまで声でのみ登場していたドクが、ここでようやくデロリアンから降りてきての登場。
ちなみにデロリアンは音声認証機能搭載でよりハイテクになっておりコレがまた後に……いろいろある。

さて、このミュージカル作品の観劇で私が一体何を得たか、と問われれば、私は「ドクをもっと好きになったこと」だと答えられる。元々あのキャラクターが本当に本当に好きだけども、さらに、だ。なおドクが歌うと謎の人物たちが現れて歌い踊っていく(メタ発言あり)のがお決まりになっており単に面白い。デロリアンが走り抜けた後の炎のラインたちが歌うなんて本当に意味がわからなくてミュージカルらしくて楽しい。ただでさえクセ強なのによりエネルギッシュでお茶目な人物となっているが、やはり目の前に存在してくれているからだろうか、あの不思議な人物に、不思議と親しみがモリモリ湧いてくるのだ。
また、ミュージカル版のドクは愛犬アインシュタインの不在により「世界で初めてのタイムトラベラー」の座を己のものとしていることもあったりなかったりで、純粋にタイムトラベルという夢を追いかけ私財を投げ打って科学に身を捧げた夢追人としてしっかり描かれていて普通に泣く。二幕のソロ曲『For The Dreamers』は必見です。

……突然熱くなって話が飛んだ。
そんな感動的なタイムトラベルシーンなのだがここでちょっと引っかかる部分がひとつ。原作ドクはプルトニウムを手に入れるために○○○人テロリストを騙したことで襲われて撃たれて……からの、マーティのデロリアンカーチェイス、という流れ。しかしなんとミュージカル版の方は……日本人の一人としてなんとも受け入れ難いストーリー改変がされており……詳細書くのもなんだかなぁとなっちゃうアレなのでここでは控えるが、日本版のココにはさらなる改変があるのでは?と踏んでいる。でも案外そのままスッ……とやるのかもしれない。もし改変されてたら一体何があったのか追記しに来るとしよう。

タイムトラベルのシーンはもうね、観た方が早い。すごいから。舞台上をデロリアンが走るから。ピーボディ農場に我々も飛び込めるから。デロリアンが出てるシーンは基本的に瞬きができなくなるからこの後も。都合でデロリアンはピーボディさんちのあたりに置きっぱだから。人に見つからないか心配になる大丈夫か?

1955年にやってきたことを理解するためのシーン、原作おなじみのあのシーンの曲がまたまたその……不謹慎祭りでさっきのシーンのモヤモヤも抱えたままなのにもはや面白くなる。元気で未来が明るいアメリカ!喫煙推奨!アスベスト最高!DDT使用!遺伝子組換食品便利!……ここも日本版は改変あるのでは?と思ってるけどやっぱり全然そのままやるのかもしれない。

まだ一幕半分くらいかな?この調子で行くと大変まずいので以降多少巻いていく。

・ルーのカフェでのマクフライ父子の出会いのシーンは最高の没入感。ここが観たかったんだよ。
・そう、このお方もまた夢追人、ゴールディウィルソン青年すごい歌う。ソロ曲があります。
・ジョージが介抱を受ける理由がロレインの父の車に轢かれる→登ってた木から落ちたのみ、の改変あり。ジョージがまあまあ普通に純情派へ。でもやはり好きな子の着替えの覗きはする(純情とは)
・ロレインがマーティに積極的過ぎて笑う。マーティ頼むから早くジーンズを履いてくれと頭を抱えるレベルで長い時間下半身カルバンクラインのみのシーンがある。
・ンンン劇伴最高〜〜〜〜!!!(原作力)なお今更ですが音楽は全て生演奏でした。日本版も同じようですね楽しみ!
・ドクが未来に戻るための解決方法を見つけた際に突然始まる固有結界ラインダンス。からのスムーズに帰宅。
・ビフがコミカルでなんかかわいいですよね、でかつよかわ。
・エッ肥やしは?????????!???肥やしは無いの?!????!まさかの肥やしのシーン、略して肥やシーン無し、代わりにビッグゴミ箱にインのシーンが有り。そしてこの感想がこの位置であってたかどうかいまいち自信が無いしかしとにかく肥やしは無かった……が、ジョーンズ肥料店のツナギを着ている市民の方は1955年にちゃんといます。肥やしの気配は感じる。

・二幕開始即謎のサイバー空間が広がり「?????????」になっていると壮大過ぎる夢オチであった。1955年の人間の考える2020年といったところ?1955から1985はもちろん、1985から2020でもかなり変化があるものな……
・「ジョージに格言を授け勇気付けるマーティ」の強調により「子が親を導く」テーマがより分かりやすい。なおミュージカル版では「If you put your mind to it, you can accomplish anything.」がドクからマーティへ、ではなく、マーティからドクに伝わってしまったことになっている。タイムパラドックスがさらにアレな気がするが熱いからヨシ!
・『For The Dreamers』でドクってロマンチストで熱い人間だったんだな……とあらためて噛み締める。こういった再発見はミュージカルならでは。
・ビフと手下たちは終始なんかコミカルでかわいい。現代マイルド表現だからかな。

・ルーのカフェでマーティがドクに未来の10/26のタイムトラベルの際に何が起きるかの警告の手紙を書いている間、11/12夜の天気予報がラジオから流れるんですけど……あのアナウンサーの声って絶対にボブ・ゲイル(原作の脚本を書いた方です)でしたよねオタクは気づきましたよ……日本版ではあのラジオの声のご担当は事前にインタビュー等もあったようですし山寺宏一さんになるのではと予想しております。
(コレを書いて鼻息荒くしたいがために感想書く気になったところあるオタク仕草許して)
・ジェニファーとマーティが離れていても心通わせるシーンもここにあり、マーティの大切な存在(複数)への想いを感じられる。

・ジョージがビフを殴るシーンで巻き起こる拍手と歓声。ヨッ!!!これぞBTTF体感ミュージカル。普通に感動します。
・ゴールディウィルソン市長とマーヴィンベリーがまさかの兼ね役。そんなことある!??!ありました。
・マーヴィンベリーがトランクをこじ開けようとして負傷するシーンはビッグゴミ箱に手を挟めて痛めるシーンとなっています。ゴミ箱の出番多いな。
・ここからは『Earth Angel』『Johnny B. Goode』が続く大興奮。コレ!これを聴きに来たんだよオタクは!!!
・ジョージとロレインが初めてのKiss……のシーンで拍手喝采、指笛ピュー、Foo〜!の大歓声で大喜びの客席が本当に楽しかった。なんならマーティより我々の方が沸いてた(謎の自信)

・未来へ帰るため時計台へ……劇伴の流れが原作まんま過ぎる、時間管理がすごい。タイムトラベル映画だけに(?)
デロリアンがスタート位置に着くためにちゃんと走っている様子がわかる。ヒルバレーの街中をね……定位置にモーテルがあってね……オタク特有の興奮ポイント。
・ドクが時計台の中の階段を登るシーンの再現度ォ……
・年取ったせいかこのあたり原作見てても手に汗握りながらなんか泣いてしまうんですよね。ふたりの変わらぬ友情、未来へ帰らなければという焦り、空気を読まずどんどん悪くなる状況、素晴らし過ぎる劇伴。上手くいきますようにと、何度見ても祈らざるを得ない。
・ただでさえ泣いてるのに落雷直前にドクが時計台の上で線を繋ぐ瞬間に『For The Dreamers』のリプライズ歌唱があってもう大号泣。あのシーンで人ってあんなに泣けるんだ……
・どういう仕組みかよくわからないのだがちゃんとあのフック付きの棒を残して、一瞬でデロリアンがステージ奥へと走り去って、未来に帰って行く。静寂、からの拍手喝采!ドクの笑顔が眩しい。

・無事に未来に帰れたマーティ、ドクの命も助かり大団円へ……演出の都合上そのまま街中にいるので帰宅はせず。
ヒルバレー名誉市民ジョージマクフライの看板はちょっといやだいぶ面白い。ジェニファーの親族となってる某有名ミュージシャン(ヒューイルイス)もやってくる。名誉市民としてのスピーチに「30年前とある若者に教わった」として件のセリフを発表するジョージ、父からの「自慢の息子」との紹介のもと正式に『The Power of Love』を歌う機会をもらうマーティに謎の感動。
・サントラだとちゃんと最後まで収録してあるけど劇中実際にはまだ曲の途中、終わりあたりでドクが乱入し歌が止められてしまう。こんな公の場でデロリアンを飛ばす気?!「科学実験をします(便利台詞)」
・堂々とドクとマーティがデロリアンに乗り込み、なんと、空を、空を、飛ぶんですよ本当に!!!!しかもかなり高く……そして客席の上を。生まれて初めてデロリアンを「下から」眺めました……初回は下から眺めてたんですけど、2回目は2階最前ドセンにいたので……なんとデロリアンに乗った二人が目の前まで飛んできまして?!???マーティに手を振ったら振り返してくれたんですよ……人間生きていればマーティン・シェイマス・マクフライ(オタク興奮故のフルネーム呼び)にファンサもらえることってあるんだ……???????!????!
・この辺りももう体感した方が早い。デロリアン体感ミュージカルしましょう。そういうわけで、演出が共通であるならばこの公演は2階最前ドセンあたりもオススメの席になると思います。
・そのままタイムトラベルしてエンディング。最後の最後ですごいものを見てまだ興奮冷めやらぬ……中、カテコがスタート。皆様素晴らしい時間をありがとう……
・カテコ後はアンコールソングとして『Back in Time』が全員により歌われる。ンンン最高〜〜〜〜!エンディングテーマであった『Back in Time』がアンコールとして見事に機能している、その事実があまりにも天才過ぎるんですよ上手く伝えられない。この言葉にならない感動とまたまたメインテーマに見送られながら席を立つ……


巻き巻きで書き切りましたが、とにかくすんんんんんごい楽しかったです。BTTF体感ミュージカルです。何年も「いつか観たい!」と思い詰めていた作品に会いに行けて、本当に良かった……!何事も為せば成る。思い立ったら行動できる。
四季さんのBTTFのチケットも既に取っているので、あの世界に行ける日を楽しみに、また日々を過ごしていきます。

テニミュかるたで早く遊びたい。

テニミュかるた発売まであともう少しですね!

タダでさえトンチキグッズとして面白いのに、歴代キャストの読み上げ音声まであるとのことで、私はメッッッッッッッッチャクチャに楽しみです。早く遊びたくてうずうずしています。

公式通販サイトで予約が開始されてからわずか3分後には予約をキメることができていました。この本気度を察してください。

 

……カルタが発売されると知って、絶対に札予想大会という名の遊びをしようと思っていたのですが……新テニミュ3に必死になり過ぎており……つい一昨日まで忘れておりました!こちらの本気度もお察しください!楽しいですよね!奇祭!

 

というわけで、札予想をフォロワワとここ二日間で慌ててやりました!!!思いつくままに書いたので出典やコメントなども記憶だけで書いています。間違っていたらすみません。

 

 

テニミュかるた(妄想)

 


アイスは1日3本まで
(サードシーズン テニミュブログ)


医務室の悲劇
(新テニミュ2nd Stage 入江奏多による自由時間)


運動会 跡部は優雅に歩き 亜久津はパンをむしり取る
(大運動会2019記事の見出し)


エリートのエッセンス
(3rdルドルフ校歌)


王子様ならみんなのために手洗い!うがい!
(Absolute King 立海 1st バクステ)



頑張れ負けるな必ず勝て
(頑張れ負けるな必ず勝て)


きらきらミトン
(ファーストシーズン アンコールグッズ)
恐縮しないでよ
(季楽靖幸のセリフ)


クリスマスイブはリョーマの誕生日 
(東京公演楽日であることが多かった)


ケータリングで暴食
(元気な若者男性が集まればそりゃそうなる)

こ 
公式ホームページをご覧の皆さん、はじめまして
(キャストコメント動画)



サボテンが目に……反抗期!
(Absolute King 立海 1st 不二周助日替わりのセリフ(?))


シャカリキファイトブンブン
(サードシーズン アンコールソング)


スケジュールがヤバイ
(直近の大楽からのイベントもそう)
すごい!とうとう踏み込んだんだね!の勢い歌詞
(阿修羅の神道って何のことなの?ほんとに勢いがデカいね)


世界を征服しようぜ
(We Are Always Together)


外出たら22時 2nd全国立海
(全国大会 青学 vs 立海 vs 尻)
素麺
(The Final Match 立海 二幕前の四天宝寺の客席での日替わり)



ダンシング玉入れ
(大運動会で待ち望まれている競技)


チョコレートで出来た……文字
(2nd 四天宝寺公演の頃の森永とのコラボに触発されたスタッフさんの努力)


つい最近までガビガビだったTwitter投稿写真
(この間までガラケーで撮ってた説)


テニスの王子様ってキミのことなの
(新テニミュ1st Stage)


ドッキリで大喧嘩!最近は流行らない
(昭和生まれキャストが多かった頃のバクステの恒例行事)



縄跳びのプロジェクションマッピング
(3rd 不動峰公演)


ニューウェーブについて語る謎の映像
(3rd 不動峰公演大楽のライビュ会場でのみ観ることができた謎の映像)


ぬいぐるみ等はカバンの中にお仕舞いください
(ここ最近のアナウンス)


ネットオブジェ
(という公式での名前が明かされたときの感動)


伸びすぎた身長 三代目リョーマ
(リョーマの足元を隠すように他キャラクターを配置するなどの配慮もあった)


バブルマン 正座で謝罪
(某忍足侑士役の奇行)
バラエティスマッシュ
(サードシーズンのなんかおもしろい円盤のやつ)


人の時間をなんだとおもってるの?
(原作には存在しないにも関わらず今やお決まりの入江奏多のセリフ)


ブロマイド その日のMVPを買い足す
(お布施)


ベンチワーク 双眼鏡で暗がりを覗く
(回数こなしてくるとよくやること)


本数少なすぎ 多賀城ホールまでの電車
(仙台駅までが割と遠い)



豆まき 恵方巻き 福岡公演
(鬼は外、テニミュ内)


みんなで踊ろうFGKS
(FGKSの振り付けが覚えられる楽しい円盤)


難しいね 愛知公演
(会場は永遠に定まらない)


メルパルク ありがとう
(2004〜2023)


モブになりきろう!チムライ・チムパの名札
(サードシーズン キャストに無茶をさせていることは自覚していた)

 


やる気満々ジェントルマン
(サードシーズン 柳生比呂士による掛け声)


USJで過ごす休演日 ちゃんと休め
(体力がたくさんある若者たちが集う)


夜中まで大騒ぎ!正座で謝罪
(某真田弦一郎役のガチ叱られ)



ラケット折ったの誰だ?テニミュ文化祭
(公式がいちばん面白い)


リングのイメージ画像
(新テニミュ1st stage 三船コーチの歌)


涙腺にくる 楽挨拶
(こないときもあるけどだいたいはくる)


レボライ
(レボリューションライブ)


狼狽しながら ハイタッチ
(セカンドシーズン以降、はじめて王子様たちに触れる機会を得たオタク)



悪い夢かな?PVコレクション
(セカンドシーズン なんだったんだあれは 大好き)


許斐先生をお迎えして張り切る天覧試合
(嬉しくて誇らしい参観日 観客も張り切る)


んーっ、あーっ、絶頂……
(B白石は「ぁあん」である)

 

本日追加で読み札が発覚しましたね!こちら昨日までに作ったやつなので、ご了承ください!

 

こうやって振り返ると、テニミュの歴史の中に、いろんな出来事があったんだなあって……なんだかしみじみといたしました。

あらためましてテニミュ20周年、本当におめでとうございます!!!!!!

Goodbye Loneliness


ツイッターではたまに触れる程度であったが、私は宇多田ヒカルの大ファンである。

彼女の描き出す緻密なメロディが、そしてその歌詞が殊更に好きだ、と簡単に書いてしまうと大変薄っぺらいが本当に大ファンである。本当です(念押し)

具体的にいつからファンだったかというのは、実は覚えてはいない。だいたいテニスの王子様のファンを始めた頃と同時期であったように思う。

彼女の歌は同年齢の若者たちの間で「普通に」流行っていたラブソングや青春ソングたちにはとてもじゃないが代えられないと思っていたし、ずっとそう思っている。宇多田ヒカルの楽曲以外を全く聴かない、そんな偏った学生時代を過ごしてきた。それでも全く飽きることなどなかった。表情を変え続ける魅力が一曲一曲に詰まっていて、聴くたびに新しい発見があるのだから、飽きるはずがなかった。もちろんいまだに飽きていない。



そんな私の人生の側にいつでもあった存在が無くなる(と書くのは間違いだが敢えてそう書く)と知った時の私のショックは、今思い出しても泣けてくるのだから本当に重症だった。



https://youtu.be/rUhhPZtYl7Y


この曲をご存知だろうか。

彼女の活動休止のニュースとともに当時世間を駆け巡った一曲なので、聴いたことくらいはある方も多いかもしれない。ミュージックビデオの監督は本人で、そして今までの彼女の音楽活動を振り返るようなそんな一曲である。

どうだろうか。こちらを聴いてどのような感想をお持ちになるだろうか。少なくとも私にとってはコレはついこの間まで、絶望の象徴だった。こんなにも美しい「引き際」を見せられてしまって、無意識にもう私は「ああもう彼女は表舞台には帰ってこないのだろうな」と思っていた。だってそれはもうあまりにも「完成」された一曲なんだもの。(※個人の感想です。)


休止前のライブ(私は悲しいかなチケットが取れずライビュにて参加していた)では開始一曲目にこちらが歌われた。


https://youtu.be/cKlzhfUgRUM


もうね、大号泣した。それはもう。だって一曲目からこれって……サヨナラライブじゃんねこれは?いやそうなんだけど?本当に?この曲以降(つまりほぼライブの全て)の記憶がフワフワしてしまう程度に私はさめざめというかビイビイ泣いた。以降の人生に彼女の歌が無くても私はやっていけるのだろうか。どうか私を置いていかないでほしい。そんなことばかりを考えていた。


時は経ち2018年。その間にシングル、リミックス、アルバムなどが配信されたことで私は普通に命を繋いでいた。想像していたよりずっと恵まれた環境であったのにさらに、アルバムがもう一枚出てなんとライブが行われるのだという。


ライブの一報が世を巡った時、「Goodbye Happinessを歌ってほしいな」と密かに、切に願った。さよならを突きつけられたあの曲、でも実は本当に本当に大好きな一曲への想いを昇華させたい、今の彼女が歌うとどんな違いが出るのか知りたい、と思った。



ライブから随分時間も経ってしまったことだし、結果から申し上げたい。この、なんというか個人的にものすごい思い入れのある一曲はなんとライブの「一番最後に歌われた楽曲」と相成ったのですよ。



…………おわかりいただけただろうか……つまり……完全に成仏したんです、私……どうも霊体の米粉です今あなたの魂に語りかけています……



イントロ聞こえた瞬間に雷に撃たれたようになってまたフワフワになったんですけどとにかく笑顔で……とっても楽しそうに……歌ってたなっていう……今回は一曲目の「あなた」(というか彼女の歌う姿)見てボロッボロに泣いてたけどもどうにか押さえ込んで引っ込ませていた涙ももう一度大参戦ですよええそりゃあもう。



ここ8年引っかかってたものがね……取れちゃったんですよ……アッわたしヒカルさんのファンとして新しいステージにきたな……?っていう……うまく言えないんですが……ファンとしての魂のステージ上がったな?感がありました……



途中まで真面目に語ろうとしたのに突然脳直になりました。おかしいな。どうしてこうなったんだ。



とにかくね、永遠かと思われていた「さようなら」が、「とりあえず、またね!」に変わった瞬間、その美しい瞬間が、あのライブにあったんですよっていう、そんな覚書です…………



やっぱり私は宇多田ヒカルの大ファンです。

初見で「これはない」と思ったはずなのにSWEP8TLJを9回見た話

【※SWEP8についてのネタバレが多分にあります。】

 

 

 

 

2017年12月15日、待ちに待ったエピソード8を見終わった時点での私の心には、プラスマイナスなところをなんやかんやで総合すると、正直なところ「これはない」という感想しかなかった。

これまで愛してきたSWという作品世界に、軽く失望すらしていた。

 

 が同時に、不思議と心が惹きつけられてしまっていた。

エピソード7を見終わったときに感じたあの興奮、爽快感と比べてしまうと、いったいなんなんだろうこのモヤモヤは……分からなかった。分からないから15日のうちにもう一回見てもよかったな、くらいの勢いは、何故だかあった。

 

 嘘のようだが、本当の話である。

 

そういうわけで気が付いたら9回見てしまっていた。(?????)

ので、世間的にはかなり酷評されている部類に入る今作について、自身がどう心の落とし所を見出したのか、記録しておきたいと思う。

 (reyloがヤバイということは感じて初回からすっかり沼に入り込んではいたが、「作品としてはどうなんだろういやこれはダメ」という気持ちはあった。それとこれとは別勘定でどうかひとつ、お願い致したい。)

 

 

何がどうして「これはない」と思ったのか。

思い出そうあの日。2か月前のあの日。

初回はとにかく、衝撃展開の数々を落ち着いて思い返すことで精一杯だったし、なにより最後の最後で突きつけられた「ルーク・スカイウォーカーの死」は、あまりにもショックだった。2つの太陽を見上げて逝くところで涙腺のダムは大爆発した。あそこでフォースのテーマは本当にズルい。もちろんその前にレイアのホログラムで第一次大爆発もしていた。

やはりルーク・スカイウォーカーはSWにとって、SWのファン(のわたし)にとって、「そういう」人物なのだ。彼曰く「伝説」で、憧れで、聖域だった。

 

そして、今作の公開前に最も注目されていたであろう「レイの出自」についての問題が大きかった。今までのSWの物語の流れからして、彼女は「フォースを使う誰かの血縁の者」だと思い込んでいた。「記憶は失っているがルークの娘」なのだろうと。スカイウォーカーのセーバーが選ぶのは当然スカイウォーカーに関係のある人間だという、その考えが甘かった。

彼女は何者でもなかった。だが選ばれた。その事実がすぐには受け入れられなくて、物語が終わるまで引っかかってしまった。

これについて、どう考えていくべきか?

突然、知らない物語を見せられたような感覚になってしまった。

 

 この二つが、主にモヤモヤの原因となっていた。

その他は挙げるとキリがない気もするが挙げていく。

まずポーが先陣を切ったファースト・オーダーのドレッドノートの撃沈作戦。結果としては成功したが、多くの犠牲を払ったのでレイアには「失敗」だと見なされた。命令に背いたポーは降格された。

これはEP4のデス・スター破壊、からのセレモニーをする華やかなラストと比べると、EP7のスターキラーベース破壊に喜ぶレジスタンスを背に、レイと静かにハンの死を悼み合うレイア、というシーン同様、結果だけを重視することは最早できない、近頃の時世を反映したものとなっている。のでこれは……仕方がない、ということにしておく。しかし失敗は失敗だ。EP8は、失敗から幕を開けた。

(同時にハックス将軍も最高指導者に怒られているので、FOサイドも失敗から始まっている。)

 

その後もレジスタンスサイドは失敗に次ぐ失敗の連続。フィンはこっそり逃げ出そうとして失敗し、ローズとカント・バイトに向かい目標にあと一歩というところで留置所入りになり、そこで出会った怪しいコードブレイカー、DJに最後には裏切られ、ポーも同じく裏で動いていたがホルド提督に楯突いた結果、ここまで長い尺を使ってやってきたことは全て「失敗」に終わる。

 

オク・トーでも同じく多くの失敗があった。

レイはフォースについての教え、レジスタンスの救済、目覚めたフォースの扱い方、自らの立ち位置を求めてルークに会うが、ルークはレイが思っていた人物とも、我々が考えていた「30年後のルーク」とも違っていた。ルークの説得にも、彼からジェダイのなんたるかを学ぶことにも、レイは失敗した。ルークも過去に自分が犯した「過ち」を語ることになった。

 

ベンがスノークを倒し、レイと共闘したシーンでは、ああやっとここでこの作品のたくさんの「失敗」が帳消しになる!と思った。

そうは上手くいかなかった。結果はご覧の有様である。なんなんだこれは。ここの辺りはレイの出自問題も含め、本当にもう……どうしてそうなる、となんかすごい渋い顔をしていたように思う。

 

そしてクレイトである。

レジスタンスのために命をかけようとしたフィンは生かされ、カイロ・レンはかつての師に勝ち逃げされ(いやこれは彼の2人目の父殺しを避けられて良かったと思うけど)、レイとレンの最後のフォースボンドは無言で断ち切られる……

 

 

こうやって簡単に振り返ってみてもEP8は本当に、映画としての爽快感に欠ける物語なのだ。なぜか。最後まで驚く程に、失敗だらけなのだ。失敗を積み重ねても、最後には上手くいく、そんなお約束であってほしい、観ている者の淡い期待は裏切られる。

 

だが思い出してほしい。ジェダイの聖木を雷で燃やしながら、若きスカイウォーカーにヨーダが何と言っていたか。

 

「失敗こそ最高の師」

「失敗も伝えよ」

 

そう、これこそが、EP8のテーマだったのである。

 失敗を積み重ねたことから、最後にはポーもフィンも、多くを学んでいたことが見て取れた。

迷いながらもダークサイドに身を寄せたカイロ・レンも大きな過ちを犯したことを分かっている。だからこそ、再会した師に真っ先に「俺を許しに来たのか」などと問う。「殺してやる」ではなかった。彼もまた、分かっているのである。

 

分かりやすい善悪も、勝てば全てが許されることもなかなか無い今の時代にそぐう物語に仕上がった、ということだろう。映画的な面白さとしては……ともかく。

そしてこのたくさんの失敗を受けて、次回作はすごいことになるのではないか、という期待をしている。ハンもルークもレイアも居なくなり(フォースの霊体はノーカンとする)(むしろヘイデンアナキンも出てほしい)、完全に新しい世代のSWがついに幕を開けるはずだ。わたしは喜んでそれに飛びつきたいと思う。SWは私にとっては、少し古くて、でも新しくて、どこか懐かしい、そんな大好きな作品であり続ける。

 

自分の中で折り合いがつけられたのはようやく3回目を見終えた辺りだったと思うので、今作を「正史から外せ」などという運動が起きていることを悲しく思う。が、それも致し方ないかとは思う。

 

だって諸手を挙げて面白い!とはとても言えないもの!!!!!分かってるよ!!!!!でも文句言う前に頑張ってもう一回見てみて頼むから!!!!!

 

 

 

 

……などと綺麗事も述べてみたがわたしは今まごうことなきreylo shipperなことも事実である。隠しようもない。

 

 

……そもそもエピソード7見た時は「レイちゃんさんあんなにカッコカワイイのにさあ~カイロ・レンなんなのめっちゃナードじゃんザコじゃんえらく優しいお顔してるけど」っていうどっちかというとカイロ・レンアンチみたいな気持ちでいたのにわたしはいったい何がどうしてこうなってしまったの????!????タスケテ……ワタシハ……モウダメダ……レイロ…………ハンペン……