ふりかけごはん

テニスの王子様のオタクがたまによくわからないことを書くための場所

テニミュかるたで早く遊びたい。

テニミュかるた発売まであともう少しですね!

タダでさえトンチキグッズとして面白いのに、歴代キャストの読み上げ音声まであるとのことで、私はメッッッッッッッッチャクチャに楽しみです。早く遊びたくてうずうずしています。

公式通販サイトで予約が開始されてからわずか3分後には予約をキメることができていました。この本気度を察してください。

 

……カルタが発売されると知って、絶対に札予想大会という名の遊びをしようと思っていたのですが……新テニミュ3に必死になり過ぎており……つい一昨日まで忘れておりました!こちらの本気度もお察しください!楽しいですよね!奇祭!

 

というわけで、札予想をフォロワワとここ二日間で慌ててやりました!!!思いつくままに書いたので出典やコメントなども記憶だけで書いています。間違っていたらすみません。

 

 

テニミュかるた(妄想)

 


アイスは1日3本まで
(サードシーズン テニミュブログ)


医務室の悲劇
(新テニミュ2nd Stage 入江奏多による自由時間)


運動会 跡部は優雅に歩き 亜久津はパンをむしり取る
(大運動会2019記事の見出し)


エリートのエッセンス
(3rdルドルフ校歌)


王子様ならみんなのために手洗い!うがい!
(Absolute King 立海 1st バクステ)



頑張れ負けるな必ず勝て
(頑張れ負けるな必ず勝て)


きらきらミトン
(ファーストシーズン アンコールグッズ)
恐縮しないでよ
(季楽靖幸のセリフ)


クリスマスイブはリョーマの誕生日 
(東京公演楽日であることが多かった)


ケータリングで暴食
(元気な若者男性が集まればそりゃそうなる)

こ 
公式ホームページをご覧の皆さん、はじめまして
(キャストコメント動画)



サボテンが目に……反抗期!
(Absolute King 立海 1st 不二周助日替わりのセリフ(?))


シャカリキファイトブンブン
(サードシーズン アンコールソング)


スケジュールがヤバイ
(直近の大楽からのイベントもそう)
すごい!とうとう踏み込んだんだね!の勢い歌詞
(阿修羅の神道って何のことなの?ほんとに勢いがデカいね)


世界を征服しようぜ
(We Are Always Together)


外出たら22時 2nd全国立海
(全国大会 青学 vs 立海 vs 尻)
素麺
(The Final Match 立海 二幕前の四天宝寺の客席での日替わり)



ダンシング玉入れ
(大運動会で待ち望まれている競技)


チョコレートで出来た……文字
(2nd 四天宝寺公演の頃の森永とのコラボに触発されたスタッフさんの努力)


つい最近までガビガビだったTwitter投稿写真
(この間までガラケーで撮ってた説)


テニスの王子様ってキミのことなの
(新テニミュ1st Stage)


ドッキリで大喧嘩!最近は流行らない
(昭和生まれキャストが多かった頃のバクステの恒例行事)



縄跳びのプロジェクションマッピング
(3rd 不動峰公演)


ニューウェーブについて語る謎の映像
(3rd 不動峰公演大楽のライビュ会場でのみ観ることができた謎の映像)


ぬいぐるみ等はカバンの中にお仕舞いください
(ここ最近のアナウンス)


ネットオブジェ
(という公式での名前が明かされたときの感動)


伸びすぎた身長 三代目リョーマ
(リョーマの足元を隠すように他キャラクターを配置するなどの配慮もあった)


バブルマン 正座で謝罪
(某忍足侑士役の奇行)
バラエティスマッシュ
(サードシーズンのなんかおもしろい円盤のやつ)


人の時間をなんだとおもってるの?
(原作には存在しないにも関わらず今やお決まりの入江奏多のセリフ)


ブロマイド その日のMVPを買い足す
(お布施)


ベンチワーク 双眼鏡で暗がりを覗く
(回数こなしてくるとよくやること)


本数少なすぎ 多賀城ホールまでの電車
(仙台駅までが割と遠い)



豆まき 恵方巻き 福岡公演
(鬼は外、テニミュ内)


みんなで踊ろうFGKS
(FGKSの振り付けが覚えられる楽しい円盤)


難しいね 愛知公演
(会場は永遠に定まらない)


メルパルク ありがとう
(2004〜2023)


モブになりきろう!チムライ・チムパの名札
(サードシーズン キャストに無茶をさせていることは自覚していた)

 


やる気満々ジェントルマン
(サードシーズン 柳生比呂士による掛け声)


USJで過ごす休演日 ちゃんと休め
(体力がたくさんある若者たちが集う)


夜中まで大騒ぎ!正座で謝罪
(某真田弦一郎役のガチ叱られ)



ラケット折ったの誰だ?テニミュ文化祭
(公式がいちばん面白い)


リングのイメージ画像
(新テニミュ1st stage 三船コーチの歌)


涙腺にくる 楽挨拶
(こないときもあるけどだいたいはくる)


レボライ
(レボリューションライブ)


狼狽しながら ハイタッチ
(セカンドシーズン以降、はじめて王子様たちに触れる機会を得たオタク)



悪い夢かな?PVコレクション
(セカンドシーズン なんだったんだあれは 大好き)


許斐先生をお迎えして張り切る天覧試合
(嬉しくて誇らしい参観日 観客も張り切る)


んーっ、あーっ、絶頂……
(B白石は「ぁあん」である)

 

本日追加で読み札が発覚しましたね!こちら昨日までに作ったやつなので、ご了承ください!

 

こうやって振り返ると、テニミュの歴史の中に、いろんな出来事があったんだなあって……なんだかしみじみといたしました。

あらためましてテニミュ20周年、本当におめでとうございます!!!!!!

Goodbye Loneliness


ツイッターではたまに触れる程度であったが、私は宇多田ヒカルの大ファンである。

彼女の描き出す緻密なメロディが、そしてその歌詞が殊更に好きだ、と簡単に書いてしまうと大変薄っぺらいが本当に大ファンである。本当です(念押し)

具体的にいつからファンだったかというのは、実は覚えてはいない。だいたいテニスの王子様のファンを始めた頃と同時期であったように思う。

彼女の歌は同年齢の若者たちの間で「普通に」流行っていたラブソングや青春ソングたちにはとてもじゃないが代えられないと思っていたし、ずっとそう思っている。宇多田ヒカルの楽曲以外を全く聴かない、そんな偏った学生時代を過ごしてきた。それでも全く飽きることなどなかった。表情を変え続ける魅力が一曲一曲に詰まっていて、聴くたびに新しい発見があるのだから、飽きるはずがなかった。もちろんいまだに飽きていない。



そんな私の人生の側にいつでもあった存在が無くなる(と書くのは間違いだが敢えてそう書く)と知った時の私のショックは、今思い出しても泣けてくるのだから本当に重症だった。



https://youtu.be/rUhhPZtYl7Y


この曲をご存知だろうか。

彼女の活動休止のニュースとともに当時世間を駆け巡った一曲なので、聴いたことくらいはある方も多いかもしれない。ミュージックビデオの監督は本人で、そして今までの彼女の音楽活動を振り返るようなそんな一曲である。

どうだろうか。こちらを聴いてどのような感想をお持ちになるだろうか。少なくとも私にとってはコレはついこの間まで、絶望の象徴だった。こんなにも美しい「引き際」を見せられてしまって、無意識にもう私は「ああもう彼女は表舞台には帰ってこないのだろうな」と思っていた。だってそれはもうあまりにも「完成」された一曲なんだもの。(※個人の感想です。)


休止前のライブ(私は悲しいかなチケットが取れずライビュにて参加していた)では開始一曲目にこちらが歌われた。


https://youtu.be/cKlzhfUgRUM


もうね、大号泣した。それはもう。だって一曲目からこれって……サヨナラライブじゃんねこれは?いやそうなんだけど?本当に?この曲以降(つまりほぼライブの全て)の記憶がフワフワしてしまう程度に私はさめざめというかビイビイ泣いた。以降の人生に彼女の歌が無くても私はやっていけるのだろうか。どうか私を置いていかないでほしい。そんなことばかりを考えていた。


時は経ち2018年。その間にシングル、リミックス、アルバムなどが配信されたことで私は普通に命を繋いでいた。想像していたよりずっと恵まれた環境であったのにさらに、アルバムがもう一枚出てなんとライブが行われるのだという。


ライブの一報が世を巡った時、「Goodbye Happinessを歌ってほしいな」と密かに、切に願った。さよならを突きつけられたあの曲、でも実は本当に本当に大好きな一曲への想いを昇華させたい、今の彼女が歌うとどんな違いが出るのか知りたい、と思った。



ライブから随分時間も経ってしまったことだし、結果から申し上げたい。この、なんというか個人的にものすごい思い入れのある一曲はなんとライブの「一番最後に歌われた楽曲」と相成ったのですよ。



…………おわかりいただけただろうか……つまり……完全に成仏したんです、私……どうも霊体の米粉です今あなたの魂に語りかけています……



イントロ聞こえた瞬間に雷に撃たれたようになってまたフワフワになったんですけどとにかく笑顔で……とっても楽しそうに……歌ってたなっていう……今回は一曲目の「あなた」(というか彼女の歌う姿)見てボロッボロに泣いてたけどもどうにか押さえ込んで引っ込ませていた涙ももう一度大参戦ですよええそりゃあもう。



ここ8年引っかかってたものがね……取れちゃったんですよ……アッわたしヒカルさんのファンとして新しいステージにきたな……?っていう……うまく言えないんですが……ファンとしての魂のステージ上がったな?感がありました……



途中まで真面目に語ろうとしたのに突然脳直になりました。おかしいな。どうしてこうなったんだ。



とにかくね、永遠かと思われていた「さようなら」が、「とりあえず、またね!」に変わった瞬間、その美しい瞬間が、あのライブにあったんですよっていう、そんな覚書です…………



やっぱり私は宇多田ヒカルの大ファンです。

初見で「これはない」と思ったはずなのにSWEP8TLJを9回見た話

【※SWEP8についてのネタバレが多分にあります。】

 

 

 

 

2017年12月15日、待ちに待ったエピソード8を見終わった時点での私の心には、プラスマイナスなところをなんやかんやで総合すると、正直なところ「これはない」という感想しかなかった。

これまで愛してきたSWという作品世界に、軽く失望すらしていた。

 

 が同時に、不思議と心が惹きつけられてしまっていた。

エピソード7を見終わったときに感じたあの興奮、爽快感と比べてしまうと、いったいなんなんだろうこのモヤモヤは……分からなかった。分からないから15日のうちにもう一回見てもよかったな、くらいの勢いは、何故だかあった。

 

 嘘のようだが、本当の話である。

 

そういうわけで気が付いたら9回見てしまっていた。(?????)

ので、世間的にはかなり酷評されている部類に入る今作について、自身がどう心の落とし所を見出したのか、記録しておきたいと思う。

 (reyloがヤバイということは感じて初回からすっかり沼に入り込んではいたが、「作品としてはどうなんだろういやこれはダメ」という気持ちはあった。それとこれとは別勘定でどうかひとつ、お願い致したい。)

 

 

何がどうして「これはない」と思ったのか。

思い出そうあの日。2か月前のあの日。

初回はとにかく、衝撃展開の数々を落ち着いて思い返すことで精一杯だったし、なにより最後の最後で突きつけられた「ルーク・スカイウォーカーの死」は、あまりにもショックだった。2つの太陽を見上げて逝くところで涙腺のダムは大爆発した。あそこでフォースのテーマは本当にズルい。もちろんその前にレイアのホログラムで第一次大爆発もしていた。

やはりルーク・スカイウォーカーはSWにとって、SWのファン(のわたし)にとって、「そういう」人物なのだ。彼曰く「伝説」で、憧れで、聖域だった。

 

そして、今作の公開前に最も注目されていたであろう「レイの出自」についての問題が大きかった。今までのSWの物語の流れからして、彼女は「フォースを使う誰かの血縁の者」だと思い込んでいた。「記憶は失っているがルークの娘」なのだろうと。スカイウォーカーのセーバーが選ぶのは当然スカイウォーカーに関係のある人間だという、その考えが甘かった。

彼女は何者でもなかった。だが選ばれた。その事実がすぐには受け入れられなくて、物語が終わるまで引っかかってしまった。

これについて、どう考えていくべきか?

突然、知らない物語を見せられたような感覚になってしまった。

 

 この二つが、主にモヤモヤの原因となっていた。

その他は挙げるとキリがない気もするが挙げていく。

まずポーが先陣を切ったファースト・オーダーのドレッドノートの撃沈作戦。結果としては成功したが、多くの犠牲を払ったのでレイアには「失敗」だと見なされた。命令に背いたポーは降格された。

これはEP4のデス・スター破壊、からのセレモニーをする華やかなラストと比べると、EP7のスターキラーベース破壊に喜ぶレジスタンスを背に、レイと静かにハンの死を悼み合うレイア、というシーン同様、結果だけを重視することは最早できない、近頃の時世を反映したものとなっている。のでこれは……仕方がない、ということにしておく。しかし失敗は失敗だ。EP8は、失敗から幕を開けた。

(同時にハックス将軍も最高指導者に怒られているので、FOサイドも失敗から始まっている。)

 

その後もレジスタンスサイドは失敗に次ぐ失敗の連続。フィンはこっそり逃げ出そうとして失敗し、ローズとカント・バイトに向かい目標にあと一歩というところで留置所入りになり、そこで出会った怪しいコードブレイカー、DJに最後には裏切られ、ポーも同じく裏で動いていたがホルド提督に楯突いた結果、ここまで長い尺を使ってやってきたことは全て「失敗」に終わる。

 

オク・トーでも同じく多くの失敗があった。

レイはフォースについての教え、レジスタンスの救済、目覚めたフォースの扱い方、自らの立ち位置を求めてルークに会うが、ルークはレイが思っていた人物とも、我々が考えていた「30年後のルーク」とも違っていた。ルークの説得にも、彼からジェダイのなんたるかを学ぶことにも、レイは失敗した。ルークも過去に自分が犯した「過ち」を語ることになった。

 

ベンがスノークを倒し、レイと共闘したシーンでは、ああやっとここでこの作品のたくさんの「失敗」が帳消しになる!と思った。

そうは上手くいかなかった。結果はご覧の有様である。なんなんだこれは。ここの辺りはレイの出自問題も含め、本当にもう……どうしてそうなる、となんかすごい渋い顔をしていたように思う。

 

そしてクレイトである。

レジスタンスのために命をかけようとしたフィンは生かされ、カイロ・レンはかつての師に勝ち逃げされ(いやこれは彼の2人目の父殺しを避けられて良かったと思うけど)、レイとレンの最後のフォースボンドは無言で断ち切られる……

 

 

こうやって簡単に振り返ってみてもEP8は本当に、映画としての爽快感に欠ける物語なのだ。なぜか。最後まで驚く程に、失敗だらけなのだ。失敗を積み重ねても、最後には上手くいく、そんなお約束であってほしい、観ている者の淡い期待は裏切られる。

 

だが思い出してほしい。ジェダイの聖木を雷で燃やしながら、若きスカイウォーカーにヨーダが何と言っていたか。

 

「失敗こそ最高の師」

「失敗も伝えよ」

 

そう、これこそが、EP8のテーマだったのである。

 失敗を積み重ねたことから、最後にはポーもフィンも、多くを学んでいたことが見て取れた。

迷いながらもダークサイドに身を寄せたカイロ・レンも大きな過ちを犯したことを分かっている。だからこそ、再会した師に真っ先に「俺を許しに来たのか」などと問う。「殺してやる」ではなかった。彼もまた、分かっているのである。

 

分かりやすい善悪も、勝てば全てが許されることもなかなか無い今の時代にそぐう物語に仕上がった、ということだろう。映画的な面白さとしては……ともかく。

そしてこのたくさんの失敗を受けて、次回作はすごいことになるのではないか、という期待をしている。ハンもルークもレイアも居なくなり(フォースの霊体はノーカンとする)(むしろヘイデンアナキンも出てほしい)、完全に新しい世代のSWがついに幕を開けるはずだ。わたしは喜んでそれに飛びつきたいと思う。SWは私にとっては、少し古くて、でも新しくて、どこか懐かしい、そんな大好きな作品であり続ける。

 

自分の中で折り合いがつけられたのはようやく3回目を見終えた辺りだったと思うので、今作を「正史から外せ」などという運動が起きていることを悲しく思う。が、それも致し方ないかとは思う。

 

だって諸手を挙げて面白い!とはとても言えないもの!!!!!分かってるよ!!!!!でも文句言う前に頑張ってもう一回見てみて頼むから!!!!!

 

 

 

 

……などと綺麗事も述べてみたがわたしは今まごうことなきreylo shipperなことも事実である。隠しようもない。

 

 

……そもそもエピソード7見た時は「レイちゃんさんあんなにカッコカワイイのにさあ~カイロ・レンなんなのめっちゃナードじゃんザコじゃんえらく優しいお顔してるけど」っていうどっちかというとカイロ・レンアンチみたいな気持ちでいたのにわたしはいったい何がどうしてこうなってしまったの????!????タスケテ……ワタシハ……モウダメダ……レイロ…………ハンペン……